今年のセンター試験問題(数学)を解いてみた印象

更新日:2020年1月23日

今年も自己採点当日の早朝(1/20 5:30)にセンター試験の問題を解いてみました。



◆Ⅰ・A


第1問

標準的で易しく好ましい出題でした。命題の最後の問題は少し迷ったかもしれません。


第2問

データの分析は今年も文章量が多く、計算問題はゼロでした。短時間にデータを正確に読み取る力が求められています。

出来はあまり良くないのではないかと思います。やはり、来年からの新テストを意識しているのでしょうか?


第3問

標準的だと思いますが、(3)で場合を落とした人も多かったのではないかと思います。


第4問

初めて循環小数のn進法が出題されました。

難しくはないと思いますが、最後の設問は少し面倒でした。


第5問

選択問題の中では一番解きやすい問題ではないかと思います。

最後で方べきの逆に気が付いたか?



◆Ⅱ・B


第1問

標準的で易しく是非完答して欲しい問題です。最後が領域内の最大値を求める問題になっているのが目を引きました。


第2問

前半は計算ミスさえなければ完答できると思いますが、(3)は題意がくみ取れない受験生が多かったのでは。計算量は例年より少なめです。


第3問

丁寧な誘導が付いているので、何とか(2)の中盤あたりまでは解いて欲しいものです。

ただ、マークシート問題を中心に勉強してきた文系の人は余り免疫がないと思いますので、見た目に圧倒された人も多かったと思います。


第4問

やることはほとんど決まっていますが、計算量が多く時間が気になり出来は余り良くなかったのではないでしょうか。

また、第3問までに時間を使ってしまい、普段ならできる人でも正答率は低かったと思います。最後の設問は、空間の状況把握が少し難しい問題でした。



今年の問題は例年以上に良問が多く、好ましい出題だったと思います。出題者の努力には本当に敬意を表します。

ただ、昨年以上に正確なスピードのある計算力が必要なため、医学科や10大理系志望の受験生程度の実力がないととても時間内に解き切れないと思います。

これを何故60分でやらないといけないのか(時間の制約があることは十分承知しています)いつも疑問に思っています。

塾生の多くが時間不足を悔やんでいました。70分程度であれば、もう少し頑張れる人が多くなるのに!


以上が問題を解いてみた私の印象です。

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第1問:log10nの値が計算出来て、2022を2022に近い2つの自然数nで挟めれば良いのですが‥‥。後は少々面倒くさい計算があるだけです。このような問題が苦手な人がいるかもしれません。 第2問:Y=k(3≦k≦n-2)を固定して,X,Yの場合を数えるだけです。k-2=lとおいてうまくΣ計算をしましょう。 第3問:互除法を利用して,最大公約数が6の約数しかないことに気が付けば、後はmod6でしら

《大阪(理系)》 第1問:今年の最易問です。先ずはウォーミングアップして下さいという親心(?)でしょうか。 落ち着いてミスなく完答したいところです。 第2問:(1),(2)はいいでしょう。問題は(3)ですが.cosα=n/mとやると少し面倒な場合分けが生じます。 2cosαを考えるとかなり楽になるのですが。 第3問:かなり昔の一橋にほぼ同じ問題が出ていました。丁寧に場合分けして何とか完答したいもの

《名古屋-理系》 ◆第1問 これが出来ないと完答できる問題がないかも? 設問通り丁寧に計算するだけです。 ◆第2問 (1)(2)はいいでしょう。 (3)f(x) がα,β,γを用いて因数分解できることに気が付けば、後は何とかなりそうです。 ◆第3問 問題文をしっかり読まないと違ったゲームをしてしまいそうです。 丁寧に場合分けをすればよいのですが、なかなか大変です。 ◆第4問 昨年に続きガウス記号の