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塾長からのメッセージ

日の出塾 塾長 谷口勝彦
たにぐちかつひこ
昭和57年、小松駅前に日の出塾を設立。以来、塾長兼数学講師としてこの道一筋40年目。これまでもこれからも、石川県内の高校生の頼れるサポーターであり続けるべく、日々尽力しています。

※2023年11月24日
​ 最後まで現場に立ちながら数年に渡る闘病の後、永眠

 皆さん、こんにちは。私は日の出塾塾長の谷口です。数学を担当しています。


 私が塾生に数学を指導するときにいつも気になることは、「答さえ合っていればOK!」と考えている高校生がとても多いことです。


 特に、新1年生や数学を苦手教科にしている人に多く見受けられます。
中学校の時はそれで良かったのかもしれませんが、高校ではそうは行きません。

 数学を勉強する上で最も大切なことは、「自分がどのように考えて問題を解いているのか」という解答のプロセスです。
単なる答え合わせだけで終わるのではなく、本当に自分が納得して解いている(腑に落ちる)のかを常に意識して欲しいと思います。

 山登りで頂上へのルートが色々あるのと同様に、問題のレベルが上がると様々な解法が考えられます。
先ずは典型問題(教科書の例題程度)をしっかり理解して身に付けた上で、少しレベルの高い問題を試行錯誤しながら粘り強く考える。
これが数学の実力をつける上で最も重要なことだと思います。

 ところで、国公立大学の入試では「2021年度から共通テスト+2次試験」が始まりましたが、数学について言えば、前者は「正確な計算力とスピード、さらに題意を正確に掴む判断力(文章量が多いため、共通テストでは非常に重要になります)」、後者は「的確な論述力」というように、両方の力が要求されています。


 共通テストでは,数Ⅰに記述式問題が加わりⅠ・Aの試験時間が10分長くなるという変更点があります。
しかし、Ⅰ・A、Ⅱ・Bともに時間攻めの厳しさは変わらないと思いますが、英語ほどの大きな変更はないでしょう。

私は塾生に対して、高校生の段階でしっかりとした基礎学力をつけて、大学での専門科目に対応出来るような指導を心掛けています。

 


 最後になりますが、日の出塾は受験を真剣に考える皆さんにとって「力強いサポーターであると同時に、適切なアドバイザーでありたい」と考えています。

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